角印・牛首紬 直営オンラインショップ
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牛首紬について

牛首紬の出来るまで

その全てを手作業で行う牛首紬の工程。それらの中でも、製糸、精錬、染色においては使用される水の質が、製織では湿度が重要な要素となってきます。
幸運なことに、白山市白峰は白山の伏流水を源とする手取水系による極上の水に恵まれており、生糸の質を高めるばかりか、美しい発色を生み出しています。また、製織のために最適な湿度の高さも一年を通 じて保たれています。 そして何よりも、物づくりに対する真摯な心を持った土地の人々による作業も、牛首紬の優れた品質の大きな理由となっているのです。

行程図

自然と心と技が一体となった「角印・牛首紬」の行程
まず、熟練者の手による「選繭(繭より)」によって選別された玉繭などは、「煮繭」という工程へ運ばれます。これは鍋の湯中あるいは高温の蒸気によって繭を煮る作業で、繭層を形成する生糸をほぐれやすくするためのもの。煮過ぎてはいけない。煮足りなくてもいけない。その判断はあくまでも経験とカンにたよらねばなりません。
そして、この「経験とカン」はその後のすべての作業をも支配しています。効率に背を向け、あくまでも品質の向上を目指す徹底した姿勢。気の遠くなるような試行錯誤によって蓄積された膨大なノウハウこそ、牛首紬の資産です。
「製糸」 「撚糸」
煮繭の終わった繭から必要本数をあわせて一本の生糸に取ります。 あえて作業効率の悪い低速の八丁式とすることで、生糸を損傷から守り、風合いの良さを生み出します。
「糸はたき」 「糸染め」
牛首紬独自の工程。精錬が終わった糸を強くしゃくり、空気を多く含ませ、絹本来の糸質を得ます。 写真は藍染めの風景。染色の終わった糸は、藍の固着のために半年間放置されます。
角印・牛首紬は、頑なに手織機の伝統を守っています。 両足交互の足踏みによる経糸の開口、右手に持つ紐の操作で左右に飛ぶ緯糸、左手に持つ筬での打込み。この三つのリズムには、一瞬の狂いも許されません。
白山の伏流水。そして、天然の植物染料。自然の恵みをふんだんに受けた絹糸が辿り着いた最後の場所には、人間の手足によるリズムが刻まれていたのでした。
「選繭」から「仕上検査」まで、時には約三ヶ月の期間が必要とされます。そうして自然と、人と、歴史の力が、美しい一反の織物となって結晶するのです。
「糸繰り」 「整経」
染色の後、糊付けの終わった綛を小枠に巻取ります。 製織準備のため、経糸を必要な本数、長さ、幅に整え、均一な張力によってドラムに巻取ります。
「製織」
手織機による作業は、各人が長年の経験によって得た固有のリズムによって進行します。 織りムラなどを起こさないためにも、作業中は極度の集中が要求されます。
●1反に使用する繭 ------約4,000個
●1反に使用する糸の長さ ------約3,600km
●1反の織物の完成まで ------約2ヶ月〜3ヶ月
牛首紬の歴史と魅力牛首紬の出来るまで自家製繭への挑戦染めの素材と技
つの屋【角印・牛首紬専門店】石川県白山市部入道町ト40 TEL.076-273-5755
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