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きもの事はじめ

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STEP2
着物のお手入れ
着物は、10年でも20年でも着る事が出来る衣装です。大切に扱えば、思い出の詰まった母のきものを娘に、そのまた娘に伝える事が出来るのです。
ここでは、きものを長持ちさせる為の、着用後のお手入れと収納法をご紹介いたします。
専門店に高い修繕費を払わなくてもいいように、自分で気を付けられることはやっておきたいものですね。
外出先から帰ったら
着物…まず手を洗いましょう。清潔な手できものを扱いましょう。それから着物を脱ぎ、着物用ハンガーに掛けます。思いのほか湿気を含んでいるので、出来れば一晩吊るしておきましょう。長襦袢(一晩が無理なら、風通しの良い部屋に最低2時間)その後、乾いた清潔なタオルなどをブラシ代わりにしてほこりを払います。同時に、汚れやシミ等もチェックしましょう。
※しみ・汚れを見つけても決してこすってはいけません。しみ・汚れが他の場所に広がる可能性があります。ひとまずティッシュペーパーなどを重ね置きしておき、できるだけ早く専門店に処置してもらいましょう。早いほど、きれいにお値打ちに仕上がります。


…ぬくもりのあるうちにシワを伸ばし、洋服用のハンガーなどに掛けて2時間程干し、熱を取りましょう。たたむ時は、帯の左右を引っ張って糸目をたてておくと、帯がピンと伸びてアイロンを当てる必要がなくなります。

長襦袢…汗を含んでいる場合は、脱いだ後直ぐに、よく絞ったタオルと乾いたタオルで挟んで汗を抜き、次に乾いたタオルでふたたび挟んで湿気を取り、着物用ハンガーに掛けます。袖口や裾は汚れやすい部分ですから、ベンジンを含ませた布で軽くた叩いておいてもよいでしょう。

足袋と下駄足袋…洗濯をしましょう。形を整えてから陰干しをします。汚れがひどい場合は、洗剤を付けた歯ブラシで軽くこすってから洗濯しましょう。

履き物…布で乾拭きをしておきましょう。台や側面が汚れていたら、クリーナーを含ませた柔らかい布で拭いた後、乾拭きをします。雨の日に使用した場合は、後日天気の良い日に、裏面を上にして干しておきましょう。汚れや湿気を放置しておくと、カビの原因になります。

小物…腰ひも・伊達締め・帯揚げ・帯締め等の小物は、しばらく風通しのよい部屋で掛けておくとよいです。
きもの・長襦袢のたたみ方
きもののシワの原因の多くは畳み方にあります。出来るだけ大きく畳み、折り目のところに和紙を巻いたものや真綿を挟んでおくと良いです。また、紋や箔、刺繍のある部分は、きものが痛まないように和紙をあてて畳みます。畳む時は、床に和紙等の敷き紙を敷いて着物を傷ませないようにたたみましょう。
きもの 長襦袢
きものの収納・お手入れ方法
着物・長襦袢…「たとう紙」に包んでタンスにしまいましょう。たとう紙着物を湿気から守ってくれます。ビニール袋等は、通気性が悪く生地を傷めてしまう原因になりますので、出来れば避けましょう。包んだ着物は浅めの衣装箱などに納めます。箱には防虫剤を直接きものに触れないようにして、箱の上側に置きます。種類の違う防虫剤を一緒に使うと、シミの原因になったりしますので、注意しましょう。
※着物の収納には、桐のタンスが最適です。防湿効果に優れ、桐特有の成分が虫を寄せ付けにくくするといわれています。ただ少々値が張ります。しかし、最近では桐の衣装箱も市販されていますので、それを活用しても良いでしょう。

防虫剤の種類
1. パラジンクロールベンゼン
防虫効果は強いが持続性は乏しいのでこまめな取り替えが必要。金糸、銀糸、ラメ入りの衣装には使えない。
2. ナフタリン
効果が持続するので長期の保管に適する。
3. 樟脳
おだやかな効き目で古くからの和服の収納に用いられる。きものの保管にはこれを選びましょう。
4. ピレスロイド系
無臭タイプ。金糸・銀糸使用のものにも使える。また、他の防虫剤との併用も可能。 虫除けのガスは空気よりも重いので、効果を得る為には衣類に直接触れないように、上部に置きましょう。また、違う種類の防虫剤の併用は衣類を傷める原因になりますので、注意しましょう。

小物
…コーディネイトがしやすいように引き出しや容器にまとめて収納したり、シーズンごとに分別しておくと使うときに便利です。
・腰ひも…しわを伸ばしながら五角形にたたみます。
・半 衿…アイロンを当ててシワを伸ばしておきます。
・帯締め…房を軽くとかし、和紙でくるんでテープで留めておきます。
・帯揚げ…絞りは中表にして軽く巻きます。綸子類はシワをのばし巻いておきます。

履き物…汚れを落として乾燥させてから下駄箱で保管します。割り箸を履き物の下に置いて、棚と底面との間にすき間を作ってあげると、通気性が良くなり底面の糸が長もちしますよ!
虫干しの仕方
湿気はきものの大敵です!タンスにしまいきりの着物や帯は、点検の意味も込めて最低でも年に一度は虫干しをしましょう。風通しを良くしてあげて、害虫を取り除きましょう。虫干しの時期は、年に三度あります。
●土用干し
7月下旬〜8月上旬・梅雨で湿気た衣類を乾かす。
●虫干し
9月下旬〜10月中旬・夏についた虫を追い払い、掃除する。
●寒干し
1月下旬〜2月上旬・衣類の湿り気を抜く。
虫干しは、一週間ほど晴天が続いて乾燥した冬の日に行うのが理想です。正午を挟んだ4時間程度(寒干しの場合はもう少し短時間でも効果があります)直射日光の当たらない風通しのよい部屋で行いましょう。一枚づつ衣紋掛けにかけて干します。きものの汚れや綻び、虫食いなどをチェックし、問題がある場合は早めに処置をしましょう。また、箪笥の引き出しや衣装ケースの中の掃除も合わせて行うと、より効果的です。中敷きの紙なども新しいものに換えておきましょう。着物の状態チェックもしておけば、万一傷みが見つかれば早めに対処できます。
上記の期間に虫干しを行う事が出来ない場合は、期間にこだわらず、最低でも年1回は虫干しをして下さい。「時期を逃しちゃったからまた来年…」などと言っていたら、1年後に後悔する事になりかねません。。。また、普段タンスの引き出しを開けたり、収納箱のふたを開けたりするだけでも効果はあります。
大切な一着を、長く着られるように心がけをしましょう。
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つの屋【角印・牛首紬専門店】石川県白山市部入道町ト40 TEL.076-273-5755
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